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09/08/2019

ヨーロッパ式長期休暇についての私見

Today's post is my thought about taking a long term off period during a process of foreign language learning.

日本語レッスンのクライアントさん3名のうち1名と、約1ヵ月ぶりにレッスンを再開しました(他の2名は仕事や休暇の都合で、まだお休み中です)
1ヵ月ぶりにレッスンを再開してどうだったか?と言いますと、夏休み前(7月頃)には読めた字が読めなくなったり、書けなくなっていました。例えば、ひらがなの「さ」と「ち」の区別ができなくなり、書けなくなっている。
「わ」と「ね」なども同様。

レッスンを再開すれば、以前のレベルまでは比較的短期間で戻るでしょうけど、僕自身が感じたことは、夏休みとクリスマスに、まとめて3週間~場合によっては1ヵ月程休んでしまうヨーロッパ式の生活様式は、休みの間に遠い故郷に帰省したり、旅行したりするには便利ですが、反面、語学の習得やスポーツの練習や、職業上の特殊技術の習得など、毎日の反復練習を要することの習得・向上には全く向いていない文化だなあ、ということ。

ヨーロッパは陸続きに色々な国が隣接していますよね。ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、スイス、フランス、イタリア、オーストリア、バルカン半島の国々など。国や地域によって経済状態や治安なども大きく差がありますよね。
となると、給料が高くて豊かで安全な国で働きたい、暮らしたいと思うのは当然で、ヨーロッパ圏内やEU圏内で、かなり遠距離・広範囲に人の移動が起きると思います。

何千キロ、何万キロも離れた故郷に、夏休みやクリスマスに帰省する場合、遠距離移動に要する準備や時間、肉体的負担、時差ボケなど考えると、やはり、3週間くらいまとまった休みが必要なのでしょう。

日本の場合は、沖縄から北海道まで移動するとしても2千キロ程度で新幹線や飛行機で1日で移動できます。3週間から1ヵ月も仕事を休んでいたら、その間に業務がたまってしまい、仕事に支障をきたしたり、同僚や取引先や顧客に多大な迷惑をかけてしまうというマイナス面の方が大きいので、盆暮れといえども3週間も休む必要性はないわけです。農作物など作っている方々は1ヵ月も畑や田んぼを放っておくわけにはいきませんし。

日本は、もともと、何世代も同じ土地に住んで稲作をしたり農作物を作ってきたので、長期間同じ場所に住む、あるいは終身雇用を前提に何十年も同じ会社に勤めるとすると、自分の周囲の人々(同僚やご近所さん)といかに長期間にわたり安定した良好な人間関係を築くか?が非常に重要になってくると思われます。
相手に対する思いやり、気遣い、人に迷惑をかけない、協調性、といったことが大切なわけです。

ヨーロッパは、狩猟をして広大な土地を移動してきたことに基づいた文化だと思います。獲物を求めて、さまよう。たどりついた土地で手に入る食べ物を食べる、というような生活習慣で、一ヵ所に何十年や何世代も住んだり、同じ職場に何十年も勤めるということを前提としてないので、ご近所さんや同僚に対する気遣いや、周囲の人々に迷惑をかけてはいけない、といった意識は希薄なのだと思います。

日本にも「旅の恥はかき捨て」なんて諺があるように、一ヵ所で長く生活する場合と、比較的短期間で移動を繰り返す生活では、色々な面で考え方や意識が違ってきて当然だと思います。

ドイツの方々に日本語をお教えしたり、オンライン英会話でバルカン半島の国々の先生達と話をしたり(そのうちの何人かとは個人的にメールアドレスを交換して仲良くなりかけたりもしましたが)やっぱり、考え方や感覚が日本とだいぶ違っていることに気付く。
日本人の感覚からすると、ヨーロッパの人達は、良くも悪くも自分の都合優先で、相手の迷惑とかは、それほど考えていないなあ、と感じてしまうことが多くて、僕なりに悩んだり落ち込んだりしましたが、最近、思うのは、このように先祖代々、歴史的に生活習慣が大きく異なるので、仕方のないことなのかなあ、と思います。

ヨーロッパと言っても、国や地域によってかなり文化は違うでしょうし、個人個人の性格の違いも大きいから、一概には言えません。休みの取り方にしても、トップクラスのスポーツ選手や音楽家、芸術家、バレエダンサー、職人さんなどは、1ヵ月も練習や仕事を休むことはないでしょうから、上に書いたことはあくまで概論ですが。

僕自身がヨーロッパの人達の文化や考え方に戸惑っているのと同様に、日本人と一緒に仕事をするヨーロッパの人達も日本人の働き方や考え方に理解できない部分が多くて、戸惑ったり、胸を痛めているのかもしれません。

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